海に浮んだ月の裏



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   瞬きの詩人会  詩極


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With the moon




弾き出された私たち 


そんなに優しくしなくていいよ。
無理に笑わなくていいよ。


誰も間違ってはいないのに
真っ直ぐに伝わらないね。


声を上げて泣く方法を
どうしても思い出せないよ。

No.91 / / Comment*3 // PageTop▲

また来年 


夜空に輝く打ち上げ花火。
祭囃子と水風船。

蝉時雨。
潮の香り。
照りつける陽射し。


また来年・・・。


秋風の訪れと共に
夢のように過ぎ去って行った
夏の思い出。

No.90 / / Comment*2 // PageTop▲

023:蝕んでゆく空気 


見つめる瞳に映るものも
本当は全部嘘かもしれない。

真実なんてわからない。

心は蝕まれて行くばかり。


それでも空は澄み渡る。
風は肌から染み通る。



それだけは

わかる。


     (F) http://fxx.aikotoba.jp/     

No.89 / F / Comment*0 // PageTop▲

月が泣いてくれた夜 


星の見えない夜空に
たった一粒
涙を捨てる。


曇った心を
優しく包み込むように

月が一緒に
泣いてくれた夜。

No.88 / / Comment*4 // PageTop▲

夏の 終わり 


夜空に舞う大輪の花を
まぶたに焼き付ける。

夏の終わり。


安物の風鈴が風に煽られ
静かに割れた。

夏の終わり。

No.87 / / Comment*10 // PageTop▲

022:命の水 


浸した足先から伝わる涼気。

光を浴びて輝きながら
緩やかに続く命の流れ。


このまま魚になれたなら
蒼の世界に包まれて
どこまでも流れて行けるのに。


     (F) http://fxx.aikotoba.jp/

No.86 / F / Comment*4 // PageTop▲

飛行機雲 


真っ青な空に一筋の白。

描かれるのは真実ばかり。



この澄み切った青い空。

嘘の欠片も見つからない。

No.85 / / Comment*4 // PageTop▲

大輪の 


散る間もなく
突然の別れだったから

今でもあなたは
私の心で
力強く
美しく
咲き誇ったままで。

No.84 / / Comment*2 // PageTop▲

Marble 


混ざり合いたくない色。

ひとりでは決して表せない色。


複雑に溶け合う
心の色。

No.83 / / Comment*6 // PageTop▲

届かないもの 


すぐ其処に
あるのに手が届かない。



夜空の月も。

電話の向こうの
あなたの声も。

No.82 / 想い / Comment*4 // PageTop▲

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